51歳のエンジニアが4度目の転職をしました

はじめに

タイトルの通り2024年4月30日付けでJ社を退職したので,51歳エンジニアの4度目の退職エントリです.1年9ヶ月前に魔王討伐の旅立ちをしましたが,勇者ヒンメルにはなれませんでした.

退職理由

端的に言えば,これまでのエンジニアとしての経験を活かせる場がなくなったに尽きます.

 

そもそもなぜJ社に入社したのかというと,オンプレミスの自社プロダクトをクラウドネイティブに刷新するプロジェクトが走り始めたところで,自分の強みであるパブリッククラウドとWebアプリケーションの2つの領域で設計から開発・運用までの経験を活かせそうだと思ったからでした.入社して1年経ったところで,突然の経営方針変更でクラウドネイティブ化は数年凍結となりました.51歳のエンジニアの寿命は短いってわかっていたのに…(ry 

学んだこと

もっと適切な言葉があるとは思いますがストレートに書くと,治安の悪い環境*1は簡単にはなくならないということ.

 

J社で私が一緒に仕事した40歳以上の管理職・プロフェッショナル職・経営層は総じて*2,まともな顧客折衝・契約締結・プロジェクト運営・ソフトウェア開発・インフラ設計を経験していないようでした.未経験なら仕方ない(?)ので,指摘や提案はもちろんのこと,支援するから改善しましょう・学習しましょう・ベストプラクティスはこうですよとあの手この手を尽くしました.しかし生存者バイアス(謎の自己肯定感)が強く,変革を嫌うマインドセットが組織的に根付いており,これらを外様一人で変えるのは無理だなと察して諦めました.周りを見てもブルシットジョブしかない状態だったので,容赦なく仕事を探すことにしました.

転職活動

2024年1月からビズリーチを中心に声をかけてくれた転職エージェント数社と片っ端からコンタクトをとることで,51歳エンジニアの転職活動は幕をあけました.直近5年間で3回転職し,今回で4度目となると選考する企業側も警戒するでしょうから長期戦も覚悟していましたが,活動を始めてから1ヶ月でほぼ希望通りの条件のオファーが出たので受諾しました.

 

選考途中で計算量を考慮するアルゴリズム系とイーサリアム系の2種類のコーディング課題がありました.アルゴリズム関連のプログラミングは難易度高めの課題を規定数パスする形式だったので,まとまった時間を確保し,集中して何度も取り組むことでなんとかパスできました.アルゴリズムを復習する機会をもらえ,むしろ楽しめたのでしばらくはエンジニアとして手を動かせそうです.イーサリアム系は初めて眼にする言葉ばかりでしたが,公開鍵暗号の基礎に近いものだったのでサクッと終わりました.どちらも久しぶりにPythonでコードを書きました.

 

年齢と転職回数はハンデになるのかなと思いましたが,私なりに一貫した考えに基づいて行動しているので,これを丁寧に説明すればある程度の理解を得られたのかなと.このあたりを咀嚼しきれていないエージェントを介すと書類選考すら通過しないので,自ずと2社に絞り込めました.

終わりに

J社有給休暇消化期間中ではありましたが,4月1日からは株式会社ディーカレットDCPに入社して日本国内初のデジタル通貨基盤の主に運用面を支えるクラウドチームのエンジニアとして再出発しております.金融系なので業務フローは過剰なくらいにカッチリしていて,人手は足らず自動化や省力化したさがウズウズしてはきていますが,まずは守破離の守から始めています.国内初のサービスが今年の夏頃には立ち上がる予定で,その後のグロースに携われる非常に貴重な機会でもあるので,今後も新しい領域への挑戦を楽しみながらエンジニアとしての旅を続けてゆきます.

 

 

 

 

 

 

 

*1:スラム街のような…

*2:最後まで味方になってくれた2名を除く